事例紹介

高校のサッカーで活躍中でしたが、6か月前より腰痛を発症して病院にて検査を行う。Ｘ線、MRI検査を行い、問題が無い為、筋性疲労と判断され2か月間部活動を休止した。復帰後、痛みがまたぶり返した為、当院を受診されました。

初見時にハイボルト施術にて検査を行った結果、ある特定の筋肉にて痛みが軽減しました。MRI検査にて腰椎の分離症の疑いが取れている事と、筋肉の伸長力がない為、施術3日目に施術とともにインナーマッスルの検査を行い、低下が見られた為、以後施術とともにインナーマッスルのトレーニングを行いました。10回目で痛みが完全消失した為、軽い運動から部活に復帰。20回目で部活で痛みが完全消失し、インナーマッスル検査でも問題ないと判断した為、今後のインナーマッスルのセルフケアを伝え、施術終了となりました。

この患者様の場合、初見の段階で疲労骨折の疑い（腰椎分離症）が取れていた事と、筋肉の施術で痛みが軽減されていた事より、部活動での運動強度が高くても耐えうる筋肉を作る事が重要だと考えました。その為、しなやかで持続力が秀でているインナーマッスル強化に取り組み、痛みのぶり返しが消失しました。

コロナ禍でほぼ在宅勤務となり、生活環境が変わった為か睡眠障害（途中覚醒）が多くなり、昼間の就労時間帯に疲労感を慢性的に感じるようになり、当院に来院されました。

初見にて問診表での自律神経のチェックが多かった為、自律神経の調整の為の鍼灸施術を行いました。
院内では鍼灸施術と並行して水素吸入施術を行い、自宅での休み時間帯に、より良い状態を保つためにリカバリーウェアを使用してもらい、深い睡眠状態を確保するために、気をつける事をアドバイス致しました。
初見時より施術した日は、よく眠れたと言われましたが、リカバリーウェアや食事、生活の改善をアドバイスしてからは、徐々に睡眠がしっかり摂れるようになり、約10回の施術で途中覚醒が0になったため、施術を終了しました。

いかに効率よく休養を取り、お身体を回復していく事は、元気で病気なく生活をしていく為の必須要件です。ドイツで認定された休養士の資格の知識で、休養のやり方をアドバイスした結果、睡眠障害が解消されました。